2009.01.17 (Sat)
■雨夜の星_01
※無理矢理エロ系、死にネタにつき取り扱い注意
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母の葬儀の日だったと思う。
それともあれは通夜の日だっただろうか。
団地の集会所に安置された、母の遺体の夜伽を抜け出したような気がするので、
やはり通夜だったのだと思う。
夜風にあたっていた私を呼ぶ声がした。
ゆっくりふりむくと、大きな黒い影がそこにあった。
私達は、長い時間対峙した。
影が、男の人なのだと気付くのに、随分長い時間がかかったような気がする。
春の夜、桜の花びらが舞う中で、黒い影をまとった男の人が私に手を差し伸べる。
「 おいで 」
夜の闇にまぎれて表情が見えない。
長身の立ち姿に、端正な顔立ちがほんのりと見て取れる。
母一人、子一人。
今朝まで元気だった母が、夕方には物言わぬ存在となった。
交通事故だった。
私は、ただ呆然としていた。
記憶は輻輳して定かではなく、とぎれとぎれで意味のわからないシーンが浮かんでは消える。
この情景もその一つだ。
いってはいけない、と誰かの声がする。
その黒い影につかまってはいけない、今すぐにここから逃げなくては。
「 俺のところにおいで 」
なのに低い声は、頼るもの全てを失った私が縋り付かずにいられない包容力を備えていた。
私はふらふらと、その人に近づき………攫われ、
………地獄を見た。
*** (時間経過:センテンスのワープがあったと思いねえ)
「眠ってしまうほどは、入っていない」
蓮は、悪い顔をして笑うと、朦朧とした意識でベッドに腰掛けているキョーコの肩を突き、
シーツの上に転がした。
「だけど、体はきかないはずだ。……じっくりと…遊ばせてもらうよ---------」
蓮の手が、制服のリボンをむしりとり、シャツのボタンを乱暴に外した。
ブラをずり上げて、小さなふくらみをあらわにし、スカートを捲り上げ、
細い足から下着を抜き取って…。
(…いや……、-----------イヤ…… やぁっ……)
キョーコは、そうされている間中、動かない体をふるわせて、抵抗の意思を示した。
美しい従兄弟の残酷な仕打ち。なぜ、自分がこんな目にあうのかわからない。
ほのかな憧れをともした胸に、つかのまやさしくされて解けた心が裏切られて…。
キョーコは羞恥と痛みにむせび泣いた。
「おまえに話したことの八割は本当のことだよ」
蓮は残酷なほどやさしい声で囁いた。
「………おまえたち母子を憎んでいる息子…というのが、松太郎ではなく俺だということを除けばね…」
蓮は、冷めた目で、機械的にキョーコの脚を開かせた。
他人の目に晒された事のない硬い蕾が蓮の前にあらわになる。
恥ずかしく広げられたからだに、キョーコは声にならないうめきを漏らした。
許しを請う…かなしい声。
彼は、キョーコの様子には一切頓着せず、ベッドに腰をかけたまま、
少女の視界の外で身じろぎした。
何をされるのか、何をしているのか、キョーコは不安に胸を軋ませた。
彼は、手際よく何かをキョーコの陰部にあてがうと、テープでそれをそこに固定した。
薄いあわいが、テープの粘着力に引きつれる。
キョーコは、イヤイヤをするようにかすかに頭をふった。
無言のまま、蓮は手元のスイッチを入れた。
少女の無垢な尖りを震わせて、小さな玩具がこまかく振動をはじめる。
キョーコは大きな目をみひらいて、がくりとのけぞり、かすれた悲鳴をあげた。
強烈な快感に、知らず、未成熟なからだがのたうつ。
膝が跳ね、腰がうねった。
(ひぃ………あ、 ひ、 -------------い、イヤ………)
生まれてはじめての、わけのわからない、強すぎる官能。
キョーコの秘処から愛液が吹き零れ、小さな玩具を濡らした。
そのぬめりは、キョーコに与える刺激を更に甘く、強烈にした。
キョーコは、自由にならない体を弱々しく震わせながら、手を伸ばしてそれを取り去ろうと足掻いた。
蓮の手がキョーコの手首を捉え、それを阻む。
キョーコは顔を真っ赤に上気させて、泣いた。
蓮が笑いながら、手元をいじると、玩具の速度が上がった。
キョーコは甘すぎる声をあげてのたうち、あられもなくひろげたまま、腰を振った。
耐えられる快感ではなかった。
つま先が伸ばされ、華奢なからだが痙攣をはじめる。
すすり泣くような喘ぎが部屋を満たし、キョーコの秘所がそれ自体、別の生き物のように、
蓮の眼前で激しく淫らにわなないた。
滴る蜜の……。
「………もう、イッたの-----------」
蓮は、キョーコを苛む玩具をそのままに、冷たく嘲笑い、のたうつ少女を眺めた。
「 早いな……随分いやらしい体だね……」
(とめて……とめてください、 それを…… とめて )
蓮が嘲る言葉も聞こえないように、少女はしとどにあふれさせた涙でシーツを濡らしながら、
手首を掴む蓮の手に、爪をたてた。
それを尻目に、蓮は含み笑いながら、手元に新しい玩具を引き寄せ、
痙攣をし続ける、キョーコのそこに、細いそれを無造作に突っ込んだ。
キョーコは、指ほどの太さのそれを、しかし処女らしく痛みに眉をしかめて、のけぞって飲み込んだ。
ふいに、うねりをきかせて動き始めるそれに、ひい、と声をあげて腰をふるわせる。
おんなの最も敏感なとがりと、蜜壺の両方を、機械の正確で単調な刺激で犯されて、
キョーコは壊れた。
それらは、乙女の体にとっても、無情なほどの官能を引き出した。
蓮が、ゆっくりと舌で唇をしめらせる。ほのかに歪んだ笑いを浮かべて。
わずかに、息を荒げながら…キョーコに埋めたそれを蠢かせながら、ゆっくりと出し入れを行う。
淫らな音が響いた。
自分の、思ってもみなかった痴態にこそ、キョーコは深く傷つけられていた。
彼の手によって加えられるひとつひとつの刺激が、快感に直結してしまう苦痛。
無理矢理に愉しまされ、喘がされる苦痛。
「-------------- ひどい濡れかただ………」
蓮は、ようやく愉快そうに、声をあげて笑った。
「所詮、売女の子は売女だな」
あからさまな侮蔑と嘲笑。
キョーコは、母を貶められた瞋恚に燃えながらも、
いう事をきかずにのたうつ体に裏切られ、腰を淫らに振った。
(いやなのに…… いやなのに、 なぜ、こんな……)
蓮は、さらに幾つかの玩具を取り出し、ほのかな乳房の先に貼り付けて…残酷に動かした。
わかり易い性感帯を全て犯されて、キョーコは滅茶苦茶になった。
途中で、蓮に「うるさい」と笑われながら、口の中に下着を突っ込まれる。
その時、キョーコは、正しく蓮の『玩具』だった。
「………調教するまでもない」
死ぬほどの絶頂を幾度となく味あわされて、気付くとキョーコはうつぶせに高く尻をあげた格好で、
秘所に蓮の指をのんでいた。
中指が、中を擦り上げてかき回す。それにあわせて、キョーコは口のはたから涎をしたたらせて喘いだ。
白い尻を、この上なく淫らに振りたくる。
内股を、秘所から吹き零れた愛液があふれて濡らした。
ゆっくりと、2本目の指が分け入ってくる。
玩具で慰まれて、慣らされたそこには、はじめてだというのに強い痛みはなかった。
シーツには、キョーコが処女を失った証が其処ここに散っている。
淫らな機械で、愛もなく、処女を散らされてしまったキョーコは咽んで泣いた。
体がどうしようもなくいう事をきかない。
蓮の指にからみつき、ねだるように滴らせ、締め付けて吸い付く自分の姿が、ひたすら絶望を誘った。
「 覚えがよすぎる体で、張り合いがないな… ほら、またイくの……?」
蓮は、喉の奥にからんだような甘い声で、キョーコを苛めた。
乱暴に出し入れされる指に、キョーコが喘いで応える。
少女は、滅茶苦茶に叫び、蓮の指を淫らな蠕動で締め付けぬめらせながら、
限界を超えて、失神した。
全身を赤く染めて、性的な興奮に腫れあがった秘所をさらしたまま、
ぐったりとくずおれた少女を眺め、蓮は満足そうに笑った。
思っていたよりもずっと面白い玩具を手に入れた悦びに。
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